23時49分

おたくのリハビリ

6/14

今日は米帝の大統領であるトランプさんの誕生日だったようだ.72歳になったというのをニュースで見た.とは言っても,国内外で嫌われている彼の誕生日を素直に祝っているメディアは,私が見た範囲では,やはりアメリカのハードコア保守系であるフォックスニュースくらいのものだった.もはや彼のステイトクラフトに関しては語るまでもないと思うので,ここでは立ち入らない.

 

飛躍的な情報技術革新によって,我々は世界中のニュースを即時に目撃できるようになった.遡れば,19世紀初頭の運輸・通信技術では,情報は馬より早くなることは不可能であった.パリからウィーンまで数日,ローマからサンクト・ペテルブルクまで数週間,ベルリンから東京までは数ヶ月かかった.ちなみに,この情報伝達速度の遅さはもちろん不便だったが,決して悪いことばかりではなかったようだ.例えば国家の政策決定者にとっては,考える時間,省察する時間がたっぷりあったということを意味していた.今はどうかといえば,情報量が急激に増えた一方,重大な決定を迅速に行う必要があり,結果的に特に外交政策決定者には重圧になっていると言うワケだ.

 

 

そういえばこれ私の日記でしたね.ちゃんと私のことを書きます.

 

 

今日の日付が書いてあるこの記事で昨日のことを語るのはコンセプト的にどうなのという感じだけど気にせず,今回は昨日のことを書く.昨日は語学のクラスが同じだった友人と,二人で飲酒を執り行った.予定を勘違いしていて,その日の夕食のアテをなくした私から誘った案件であった.

 

彼のアルバイトが終わる22時40分頃に着くよう,眠い目をこすりながら外苑前駅に向かった.飲み始めるには非常に遅い時間である.しかし,私は友達が少ない分,一度友達になるとこのように誠実に,そして比較的いつでも何処へでもホイホイ赴くという性質があるので,皆様各位もこれを機に私と友達になっておくことを強く推奨する.

 

薄気味悪いぼっちアピールはこの辺にして本筋に戻ろう.お互いなんとなく把握はしていたのだが,やはりどうも外苑前周辺はめぼしいお店が無かった.もっとも,時間が時間というのもあったのだけど.そういう訳で,結局原宿まで歩いて,その辺にあった居酒屋に入った.

 

 

彼とはお洋服の話をした.昨年後半くらいからはロクにコレクションを見ていなかったし,何より人とファッションの話をするのが久々過ぎたので,色々な固有名詞があまりにも懐かしかった.

 

ここ最近のランウェイ事情で私がキャッチアップできていることと言えば,フランサマーというイタリアヴォーグによく出ている新人のモデルがまじで可愛いということくらいだった.プラダのキャンペーンに出ていた彼女を見かけて一目惚れしたのをぼんやり覚えているのだが,その他のメゾンを含め,肝心のオムについても全然チェックしていなかった.お洋服を買う時期は基本的には毎回決まっているし,シーズン間近になったらまた見てみようかな,などと思った.

 

 

帰り際,駅のホームで立ち話をした.君からの連絡はもうないと思ってたよ,と彼は言った.相変わらずマーヴェリックな印象を持たれているのは確かなようだった.勘違いしているようだけど,私ほど友達というものに飢えている大学生はなかなかいないぞ,と言おうとしたが,不毛な会話になるのが目に見えていたのでやめた.お互いに別方面の山の手線に乗って,我々は帰路についた.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の手線に普段乗らない為に終点の仕組みがよく分かっておらず,自宅に近くもない駅で終電から降ろされた私は,結局タクシーで帰宅する羽目になった.やっぱり,もう二度と彼に連絡することはないだろう.